社会の教科書から「鎖国」の文字が消える!?理由は?新しい呼び方はなに?

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日本の小中学校で使われる教科書から「鎖国」の文字が消える日が来るかもしれません。

文部科学省では、全国の小中学校の授業内容や指導方針を決めている次期学習指導要領の改定を行う話が上がっています。

新しく改定される科目は主に社会で、歴史上の出来事に対する表記を改めるというものです。

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なぜ改定するの?

今回の改定は主に歴史上の世間の動きや日本という国の成り立ちに深く関わる部分であるため、長年表記を改めるということは避けられていました。

今まで習っていた名称や物事が変わってしまうため、混乱を招く可能性があったからです。

特に社会、歴史に関する出来事というのは現存している伝記や記録をもとに出来事を推測して教科書になっているため、新たな発見があればその都度事実が変わってしまうなんてこともあるんですね。

なので、文部科学省では今までの記述や名称が実態に即していないのであれば、ふさわしいものに改めようということで指導要領の改定を行うということなのです。

今回の改定案も、「鎖国」という呼び方は現状では事実に基づいておらず、語弊を招く可能性があったため改定を行おうという案があがっていたんですね。

新しい呼び方は?

今回の「鎖国」という表記の改定案は「幕府の対外政策」となりました。

鎖国という言葉のイメージから当時の日本が外交に閉鎖的だったのではないかというイメージがあるため、諸外国に対しての政策をしていたという意味でこの言葉が使われました。

実際にこの頃、江戸幕府は長崎でオランダや中国との交易を許し、薩摩(鹿児島県)、対馬(長崎県)、松前(北海道)でも外交と貿易が行われていました。

当時の情勢に見合った表記に変えることでわかりやすく、学習しやすい文言を選んだということなんですね。

そもそも「鎖国」という言葉は日本で生まれたものではなく、1801年頃、ドイツ人医師の著書を和訳した際にできた「鎖国論」という言葉から広まったと言われています。

当時の日本にも鎖国という言葉が使われていた記録は無く、後に名付けられた呼び方だったようです。

ちなみにこれに対して「開国」という言葉は他国との関係性が開けるという意味合いからそのまま使われるようですね。

まとめ

歴史は常に塗り替えられているなぁということを実感しました。

今回の「鎖国」という言葉も誰もが教わってきた言葉なので、消えてしまうというのは少し寂しい感じもしますね。

これからも様々な歴史上のシーンが変わって行くのでしょう。

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