JASRACの音楽教室への著作権使用料はいつから?値段はどのくらい?

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日本音楽著作権協会(JASRAC)は7日、ピアノなどの音楽教室での演奏について著作権料を徴収する使用料規定を文化庁に届け出た。来年1月から徴収を始めたいとしている。Yahooニュース

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JASRACは音楽教室から著作権使用料をとれるのか?

文字通り、JASRACは本格的に音楽教室からの著作権使用料を徴収する方向で動きを見せています。

これで文化庁が規定を認め、徴収の許可を出せば、全国の音楽教室は著作権使用料を払うことが義務となります。

そもそも、なぜJASRACは音楽教室から著作権使用料を徴収しようとしているのでしょうか。

JASRAC側の主張では、音楽教室での演奏について、著作権法の「演奏権」が適用されるためであるとしています。

「演奏権」は、公衆に楽曲を聞かせることを目的として演奏する場合、著作権者の許諾が必要となる法律です。

問題となっているのは音楽教室という限られた空間が「公衆」にあたるのかどうかということです。

これは現在も議論されている内容で、音楽教室の形態や演奏される楽曲によっても一概に判断しづらいことが

結論が出ない大きな要因です。

ただ、JASRACはこれを「演奏権」の範囲内だとして、来年1月には徴収を始めるつもりだということです。

JASRAC会長で作詞家のいではく氏は「著作権を守ることをおろそかにして、子供たちがミュージシャンになりたいという希望を持てるのか」とコメントしています。

制作者やアーティストの方にとっては自分たちの商品を守る法律としてとても大切なものです。

しかし、音楽を教える側、学ぶ側としては結構な負担になりそうな気もします。

実際にいくらぐらい取られるの?

現在JASRACが定めている使用料規定では、徴収の具体的な数字は以下のように計算すると書いてあります。

  • 年額の場合、前年度の受講料収入の2.5%
  • 月額は受講者数と受講料から計算した月額売り上げの5%相当
  • 曲単位は受講者数と受講料から計算した売り上げの0.5%相当

上記の規定から選択方式となっており、事業者ごとにどのように支払うかは変わるみたいですね。

それでも結構取られそうな感じはします。

ざっくりとした計算ですが年額の場合、1年間に500万の受講料収入があった場合、約2万5千円が著作権使用料となります。

恐らく曲単位だともっと多くの使用料が徴収されそうですね。

これに対してヤマハ音楽振興会や河合楽器製作所などの事業者側は「音楽教育を守る会」を結成。

7月にも「教育目的で、演奏権の範囲は及ばない」として債務不存在の確認訴訟を東京地裁に起こす方針なんだそう。

音楽教室としても、こういった出費が増えることによって受講料を上げざるをえなかったり

教材として使う楽曲を考え直さなくてはならないという問題も出てきます。

このまま簡単に徴収までたどり着けるか疑問が残りますが、どうにか折り合いのつく所で解決してほしいと思います。

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